- 日本に住んでいたら英語の必要性を感じない。
- 9割の日本人には英語は必要ない?
- AI翻訳が当たり前になる時代に、あえて英語を学ぶ意味って?
日本で暮らしていると、英語を話す必要性を感じる場面ってほんとんどありませんよね。
日常生活で英語を使う機会はほぼないし、AI翻訳も優秀になってきているので「苦手な英語を無理に学ぶ必要があるのか疑問…」という人もおられるかもしれません。
しかし、結論から先に言ってしまうと、
AI翻訳が当たり前になる時代も英語学習は必須です。
もちろん、これまで通り9割の日本人には英語は必要ないんですが、
それは「自分は負け組でもOK」と割り切れる人だけの話です。

このブログ記事では、AI翻訳時代の英語学習の必要性について考察するとともに、
社会人が今から身につけるべき英語がどんなものなのか?について解説します。
ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
「日本に住んでいたら英語の必要性を感じない。だから勉強しない」で本当に大丈夫?
↓ここでは、以下のようなことを説明します。
- 9割の日本人には英語は必要ない
- 成田祐介さん「英語が必要かどうか、今後、二極化していく」
- 英語が絶対必要な勝ち組と、ほぼ必要ないな負け組
- 「すみません・ありがとう」すら勉強してこない訪日外国人を手伝いたいと思いますか?
- AI翻訳+相手の心に入っていくための日常英会話の組み合わせが最強?
9割の日本人には英語は必要ない
9割の日本人が英語を必要としない理由は、日常生活や仕事で英語を使う機会が少ないからです。
多くの日本人は日本国内で完結する生活を送っており、英語を使わずに十分生活できています。
さらに、翻訳ツールの進化により、英語を直接話す必要性が減っていると感じる方も多いでしょう。
しかし、グローバル化が進む中で、英語を話せることが将来的に有利になる可能性もあります。
英語の必要性は個々の生活スタイルや仕事環境によって異なるため、自分の状況を考慮して判断することが大切です。
成田祐介さん「英語が必要かどうか、今後、二極化していく」
成田祐介さんは、英語の必要性について今後二極化が進むと指摘しています。
彼は、グローバルなビジネスや国際交流が求められる一方で、国内中心の生活を送る人々にとっては英語がそれほど重要でない場合もあると述べています。
「英語なんて必要ないかも…」と思う方もいるでしょうが、将来的には英語が必要な場面とそうでない場面がはっきり分かれる可能性があります。
このような背景から、個々の生活スタイルやキャリアプランに応じて英語学習の必要性を再評価することが重要です。
成田さんの見解は、今後の社会の変化を考慮した現実的な視点を提供しています。
英語が絶対必要な勝ち組と、ほぼ必要ないな負け組
英語が絶対必要な勝ち組と、ほぼ必要ない負け組という考え方は、現代の社会において一部の人々にとっては現実的なものです。
グローバルビジネスや国際的なキャリアを追求する人々にとって、英語力は確実に必要不可欠なスキルとなっています。
例えば、外資系企業での活躍や国際会議での発表など、英語が求められる場面は多岐にわたります。
一方で、国内市場を主にターゲットとする職業や地域に根ざしたビジネスでは、英語の必要性を感じない方も多いでしょう。
「英語ができなくても成功している人がいる」と感じるかもしれませんが、今後の社会では英語ができることで得られるチャンスが増える可能性もあります。
このことを考慮し、自分のキャリアや生活スタイルに合わせて判断することが大切です。
「すみません・ありがとう」すら勉強してこない訪日外国人を手伝いたいと思いますか?
日本を訪れる外国人が、日本語をまったく話せないまま来たとしたら、どう感じるでしょうか。
(すみませんやありがとうといった簡単な言葉すら知らない人に、親切にしたいと思えるでしょうか?)
英語しか話せない相手でも、「はじめまして・ありがとうございます・よろしくお願いします」などのカタコトの日本語を一生懸命伝えてくれたら、
「相手の困っていることをなんとか解決してあげたい」と思うものです。
私たち日本人が英語を学ぶ意味もこれと全く同じです。
「Hello」や「Thank you」も相手の目を見てまともに言えない相手と、ちゃんとビジネスしようと思う英語話者はいません。
つまり、難しいことは言えなくてもいいので、
最低限のビジネス英会話は、自分で相手の目を見て話せるようにしておくことが大切なのです。
相手に敬意を持って接していることが伝われば、関係づくりは圧倒的にスムーズになります。
もちろん、むずかしい話や専門的な内容をすべて英語で話そうとする必要はありません。
難しい話は、AI翻訳などのツールに任せればよいのです。
今は便利な技術があるので、英語学習のすべてを自分で背負い込む必要はありません。
適切にテクノロジーを活用すればいいのです。
AI翻訳+「相手の心に入っていくための日常英会話」の組み合わせ
AI翻訳と日常英会話の組み合わせは、英語の必要性を感じない方にとって理想的な解決策です。
AI翻訳ツールは年々進化し、リアルタイムで正確な翻訳を提供するようになっています。
しかし、単に翻訳に頼るだけでは、相手の心に響くコミュニケーションは難しいかもしれません。
日常英会話のスキルを身につけることで、相手との距離を縮め、深い理解を得ることができます。
例えば、簡単な挨拶や感謝の言葉を学ぶだけでも、相手に対する印象は大きく変わります。
この組み合わせにより、英語の壁を感じずにグローバルな交流を楽しむことができるでしょう。
AIと英会話のバランスを取ることで、効果的なコミュニケーションが可能になります。
とはいえ、忙しい社会人はコスパを考えて英語を学習する必要あり
このように、AI翻訳が当たり前になる時代でも、勝ち組を目指すなら英語学習は必須です。
しかし、学生さんと違って社会人は学習に当てられる時間が限られていますから、
英語を学ぶ目的とメリットをしっかり意識して、コスパよく学習を進めることが大切です。
↓具体的には、以下のようなことを明確にしておきましょう。

- 英語ができるようになって何をしたいのか?
- 英語ができればビジネスチャンスが圧倒的に広がる
- 日本人の実質賃金は30年間増えていない(海外勢は増えているのに)
- 外国人と「仲良くなるための英語」はコスパが超高い(細かい点はAI翻訳に任せる)
英語ができるようになって何をしたいのか?
英語を学ぶ目的を明確にすることは、学習のモチベーションを維持するために重要です。
多くの人が「英語を使って何をしたいのか?」という問いに答えられず、結果として学習が中途半端になることがあります。
「海外旅行を楽しみたい」「外国の友人と話したい」「ビジネスの幅を広げたい」など具体的な目標を持つことで、学習の方向性が定まり、効率的に学ぶことができます。
「英語ができるようになったら何をしたいのか?」と自問することで、あなたの英語学習の意義がより明確になるでしょう。
英語ができればビジネスチャンスが圧倒的に広がる
英語ができることは、ビジネスの場面で多くのチャンスをもたらします。
例えば、海外の企業との取引や国際会議での発言が可能になり、グローバルな視点を持った戦略立案にも貢献できます。
また、英語ができると、海外の最新情報やトレンドをリアルタイムでキャッチでき、ビジネスの競争力を高めることができます。
「英語なんて必要ないかも…」と感じる方もいるかもしれませんが、実際にはその能力が新たな機会を開く鍵となるのです。
英語力があれば、国内外問わず多様なビジネスシーンで活躍できる可能性が広がります。
日本人の実質賃金は30年間増えていない(海外勢は増えているのに)
日本人の実質賃金は過去30年間ほぼ横ばいで、これは海外と比較すると大きな違いです。
例えば、アメリカやドイツでは同時期に賃金が着実に増加しています。
この背景には、日本の経済成長の停滞や労働市場の硬直性が影響しています。
「なぜ日本だけが取り残されているのだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。
この状況で英語を学ぶことが、国際的なビジネスチャンスを広げ、個人の所得向上につながる可能性があります。
英語を使うことで、海外企業との取引や国際的なプロジェクトに参加する機会が増え、結果として収入が増加する可能性も期待できます。
日本の賃金停滞を打破するためには、英語を含む新しいスキルの習得が鍵となるでしょう。
外国人と「仲良くなるための英語」はコスパが超高い(細かい点はAI翻訳に任せる)
外国人と「仲良くなるための英語」は、非常にコストパフォーマンスが高いです。
なぜなら、基本的な会話や挨拶を覚えるだけで、異文化交流の扉を開くことができるからです。
細かいニュアンスや難しい表現はAI翻訳に任せれば、コミュニケーションのハードルはぐっと下がります。
また、「どうしよう、英語が話せないと外国人と仲良くなれないかも…」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、相手の文化に興味を持つ姿勢や、笑顔でのコミュニケーションがあれば、言葉の壁は意外と低くなるものです。
結果として、少しの努力で得られる喜びや新たな人間関係は、非常に価値のあるものと言えるでしょう。
社会人は英語学習に「2年以上」の時間をかけてはいけない
忙しい社会人が英語を学ぶなら、何よりもコストパフォーマンスを重視すべきです。
具体的には、2年以上の時間を英語学習にかけてしまうことは適切ではないでしょう。
社会人には社会人のメリットを活かした英語の学び方があるのです。
↓具体的には、以下のようなポイントを知っておいてください。

- ごく簡単な英会話を身につけて、難しいことはAI翻訳任せでいい
- 難しい英単語100個覚えるより、アメリカンジョークを1個仕入れよう
- ビジネスは出川イングリッシュでOK
- 超短期学習で英語学習はサクッと卒業しよう!
ごく簡単な英会話を身につけて、難しいことはAI翻訳任せでいい
ビジネスで英語が必要な場合、ごく簡単な英会話だけで十分です。
難しい内容はAI翻訳に任せることで、時間と労力を節約できます。
例えば、会議やメールでのやり取りはAI翻訳を活用することで、スムーズに進行できます。
英語を使う場面が限られている方にとって、全てを完璧に理解する必要はありません。
まずは基本的な挨拶や自己紹介、簡単なビジネス用語を覚えるだけで、コミュニケーションのハードルは大きく下がります。
これにより、英語の学習時間を短縮し、他のスキルに集中することが可能です。
難しい英単語100個覚えるより、アメリカンジョークを1個仕入れよう
難しい英単語を100個覚えるよりも、アメリカンジョークを1つ仕入れる方が効果的です。
英語の勉強において、単語の暗記に時間を費やすことは多いですが、それが実際のコミュニケーションにどれほど役立つかは疑問です。
ジョークは文化背景やユーモアのセンスを理解するための手段であり、相手との距離を縮める力があります。
「英語の必要性を感じない」と思っている方も、ジョークを通じて英語圏の文化に触れることで、新しい視点が得られるかもしれません。
これにより、英語学習が単なる言語の習得ではなく、異文化理解の一歩となるでしょう。
ビジネスは出川イングリッシュでOK
ビジネスの場面では、完璧な英語力が求められるわけではありません。
むしろ、出川イングリッシュのように、多少の間違いを気にせずにコミュニケーションを取る姿勢が大切です。
英語を話すことに対する心理的なハードルを下げることで、実際に会話を楽しむことができ、相手との距離を縮めることができます。
「間違えたらどうしよう…」と不安に思うこともあるでしょうが、その心配は不要です。
重要なのは、意思を伝えようとする姿勢です。
英語を使うこと自体に慣れていくうちに、自然とスムーズなコミュニケーションが取れるようになります。
このように、心理的なハードルを下げることで、ビジネスシーンでも英語が武器になります。
超短期学習で英語学習はサクッと卒業しよう!
超短期学習で英語学習を効率的に進める方法は、まず必要最低限の英会話をマスターし、日常的に使う表現に集中することです。
多くの人が「英語を完璧に話せるようにならないといけない」と考えがちですが、実際には基本のフレーズや単語を覚えるだけでも十分にコミュニケーションが可能です。
また、AI翻訳ツールを活用することで、難しい表現は機械に任せ、人間らしい会話に集中できます。
このように、短期間で実用的な英語力を身につけることで、英語学習を効率よく卒業することが可能です。
まとめ
このブログ記事では「日本で生活していると英語を勉強する必要を感じない。だから勉強はしないでいい」という考えが浅薄で誤りであることについて解説しました。
確かに、英語学習はAI翻訳の登場で劇的に変わるのは間違いありません。
ですが、それは英語が必要なくなるということではないです。
9割の人が英語を必要としない環境で生きていく中で、残り1割の勝ち組は英語をフル活用して稼ぐようになっていくでしょう。
AI翻訳が実用化される将来においては、英語学習の負担は劇的に減ることもまちがいありません。
ビジネス用途で言えば、コミュニケーションを深める気軽な日常英会話を身につけることだけに注力し、難しい会話はAI翻訳に丸投げするというスタイルが定着するでしょう。
このブログ記事が、英語学習に迷いが生じてしまっている人の役に立てば幸いです。